サダット珈琲

サダット珈琲とは


Sadát珈琲は職人の技 ハンドロースト(手焙煎)で仕上げた焙煎珈琲豆の専門店です。

目指すのは最高級のコーヒー。

しかしそれは無理であろう。
なぜならば、最高級のコーヒーは誰も見たことがなければ、飲んだこともない。
最高級のコーヒーとはなんぞや。
コーヒー豆は同じように見えてもみな違う。
乾燥方法、保管方法、時季、輸送方法、それぞれにベストな方法がとれるのか。
次に焙煎の技術がある。
なぜならば、焙煎の季節、温度、空気中の水分量で焙煎は変化する。
全く同じ様に焙煎することは不可能なのだ。
機械ローストするとある一定の管理ができる。
しかしそれが最高であるともいえないのだ。
手焙煎でも最高の焙煎とは言えないし、不可能であろう。
ベストではなくベターの状態であると言える。

ではなぜ手焙煎にこだわるのか
Sadát珈琲の一度の焙煎は500gで行われ、1時間30分程度の焙煎時間を必要とする。
決して外側を焼くことをしない、内部からの温度上昇により焙煎を進めることが重要である。
いかに香りを豆の中に閉じ込めることができるか、濃厚なコクを出せるか。
これは非常に繊細な工程を踏むことを必要としている。
そのために多くの量の豆の焙煎を一度に行うことはできないと考えている。
豆はひとつぶ一粒に個性がある。
その個性を最大限に引き出そうとするならば、すべての豆との対話が必要である。

これらの哲学をもって技術の向上を常に続け、
最高級へ近づける焙煎豆をつくり上げることがSadát珈琲の目標である。